海堂家老舗拠点がまた1つ…:ホランド邸が閉鎖へ

海堂家の重要拠点、ホランド邸が本年度をもって閉鎖する。今後は他所への引越しなどを経て体制の立て直しを行い、海堂家の再興へ向け活動を継続していくという。


同家の公式サイト「苦し紛れに生きてるように見えるか〜いつになったら僕の嫁は帰ってくるのか〜」に掲載された「風の響き 路地の花も 全部愛しいなんて」には閉鎖と移転を示唆する告示のみがされており、異変に気付かないほど静まりかえっている。


今回の閉鎖に関して、2004年の創業時から御大軍団を支えてきたカロッゾ・タナ氏は、「もうこの拠点にはあいそが尽きたね」とその心境を語った。同氏は「おいしさなきネタを繰り返す」(同氏)家庭の状況に対して3年以上前から閉鎖を考えていたが、今回閉鎖を決めたきっかけの1つに、2008年の3月末の海堂家の離散を挙げた。


「あの件で軍団という1つの時代が終わったと実感したね。でも、拠点(ホランド邸)は閉めることになったけど、犬の仕込みは続けていくから。これからは八方美人はやめて、本当に自分たちが好きなことをやっていきたい。さらにおいしさを特化させて、ほかがやらないことをやっていく。まあ、以前に戻るようなイメージかな。これでもずいぶん丸くなってしまっていたから」と今後の展開を語る。